こんばんは!
今日はいつもブログを書いてくれている宿マネージャー柴田に変わって、
河嶋が最近感じていることを書きたいと思います。
ゲストハウスには”ヘルパー制度というものがあるのをみなさんはご存知でしょうか?
ヘルパー制度とは簡単に言うと、住む場所を提供するかわりに報酬なしで働いてもらう制度のことです。
(*海外ではフリーアコモデーションと言ったりします。)
ゲストハウスwayaでも、様々な人がヘルパーさんとしてwayaに関わってくれました。
海外からはタイ人、フランス人。国内からは長崎、道内からは糠平、そして札幌市民。
それぞれ語学の勉強であったり、普段とは違う環境に身を置きたい、ゲストハウスに興味があるなど色々なモチベーションでヘルパーさ
(*現在と今までのヘルパーさん。掲示以外にも短期でヘルパーしてくれた人もいます)
そして、明日で約1ヶ月間wayaでヘルパーとして働いてくれたフランス人のセブが旅立ちます。
ヘルパー期間が終わり感動の別れに至るまでには、きれいな物語だけじゃない様々なドラマがあります。
時には、自分たちが大切にしていることをきちんと伝えなければ行けない場面だったり、自由時間だとしてもスタッフとしてみんながいる場でどう振る舞うかなど、その人自身と向き合って対話をしなければなりません。
僕は「人と関わる」ということは、「人と向き合う」ということだと思います。
人と関わると、その人自身と向き合うことが求められます。
ましてや、一緒に共同生活している場合は尚更です。
時には、言いにくいことも伝えなきゃならない。
もちろん、伝えても納得いかない場合もあるでしょう。
それでも、粘り強くその人と向き合い、対話をする。
だからこそ、最後に心の底からの「ありがとう」が生まれるのだと思います。
*セブと同じくヘルパーのふうき。wayaで出会い、仲良くなりました。
人と関わることは、とても大変なことです。体力も精神力も使います。
なぜなら、自分とは価値観の違う人と共通の認識を擦り合せる作業でもあり、同時に、自分はどうなんだろう?と自分自身と向き合うことでもあるからです。
人と関わることは大変なこと。
でも、僕らは僕らに関わってくれる人、そして僕らが関わる人を大切にしていきたいです。
それは、人との関わりの中に、損得勘定とか利害関係とかそういうものを越えて、自分が辛いとき困った時、そして自分が何かスタートしたり挑戦したりする時に手を差し伸べてくれる人達が増えていくからです。
*何度も掲載しているオープニングパーティーの写真。人との繋がりの大切を実感しました。
ヘルパーさんは期間が終わると、それぞれの日常に戻っていきます。
セブは日本を旅した後に、自分でバーを開業するために、オーストラリアで働くそうです。
日常に戻って、辛いときや挫けそうになったときに、僕らwayaの存在が、その人の背中を一押しするようになったら嬉しいです。
そして、またいつか「ただいま!」と言って戻ってくるのを待っています。
そのためにも、wayaがもっともっと魅力的な場所になって、笑顔で「おかえり!」と言えるように僕らも頑張ります。
ありがとうセブ!!またいつの日か。