こんばんは!
宿マネージャーの柴田です。
札幌も少しずつ暖かくなってきて、北海道の至る所で桜が咲く季節になってきましたね^^
今日から早速wayaの日常について書こうと思ったのですが、まもなくwayaは開業半年を迎えます。
そこで今回は、ゲストハウス開業までの歩みを簡単にまとめようと思います。
少し長くなりますが、見ていただけたら嬉しいです^^
昨年4月、大学を卒業した僕らは、ゲストハウス開業に使うために貯めたバイト代と先の見えない不安とともに札幌に上陸しました。
「社会的身分を何も持たない日が来るとは思わなかったな。笑」
当時はこのような心境でした。
とにもかくにも、物件を見つけないとゲストハウス開業はできない。
札幌での物件探しがスタートしました。
毎日物件探しのために札幌中を歩き回り、時には札幌以外の洞爺湖や小樽に物件を探しに行くこともありました。
「すべての人が心の中でただいまと言える居場所をつくる」
この理念が僕ら3人の原動力になっていました。
しかし、物件探しは簡単なことではありません。
「物件探しには1年かかるから覚悟しておいたほうがいいよ」
ゲストハウスを運営している方々からは、このような教えもいただきました。
「1年…」
社会的身分を持っていなかった僕らからすると、この数字は途方もないくらい遠い未来のように感じさせました。
不動産屋さんからも
「賃貸で内装を自由にできる物件なんてそんな簡単に見つからないよ。」
「諦めて就職したほうがいいんじゃない?」
もう聞き飽きたセリフでした。
そんなセリフと、1年という数字が僕らの方に重くのしかかります。
そんな中、とある商店街の理事長さんとお話しする機会がありました。
「この商店街に使える場所はないけど、私の実家があるから見てみる?」
奇跡のようなできごとでした。
物件探しを始めて1ヶ月半、物件探しの難しさに頭を抱えていた時、このようなお話をいただきました。
「この物件でゲストハウス開業を目指します!」
その物件を紹介していただいてから、1週間ほど経った時でした。
僕らはその物件でゲストハウスwaya開業を目指すことにしました。
「すべての人が心の中でただいまと言える居場所をつくる」
北海道に、札幌に、また帰りたいなと思ってもらえるような場所を。
6月より工事が開始されました。
1人の大工さん
3人のメンバー
200人以上の手伝いに来てくれた仲間
総勢200名以上で手がけた「ゲストハウス waya」
5ヶ月の期間を経て、オープンしました。
みんなでつくった場所。
オープンニングパーティー時の感動は今でも忘れることはできません。
一生忘れることはありません。
完成してから半年が経過しました。
「すべての人が心の中でただいまと言える居場所をつくる」
オープン後、世界中からたくさんのゲストが来てくれています。
「また来るよ!」
「また会おうな!」
このような言葉をもらえた時、
「ゲストハウスを開業して本当によかった」
心からこう思えます。
これからも慢心せずに、よりよい場所を目指して歩み続けます。
これからもゲストハウスwayaをどうぞよろしくお願いします!
札幌を、北海道をより魅力的な場所にできるように。