こんにちは、私は2018年9月から2019年9月まで

日本の札幌でワーキングホリデーをしたイェチャンと申します。

 

この記事を読んでくださっている皆さんに、

未熟な私が札幌で経験した人生の転機となった

「ゲストハウスWaya」での話を紹介したいと思います。

 

私は日本に入国した翌日の夜明けに2018年の北海道大震災が発生しました。

 

その日は私が泊まっていたゲストハウスのチェックアウトの日で、

街全体が停電し、交通が麻痺し、他の宿を探すこともできませんでした。

 

基本的な日本語しか話せない私は

国際迷子になってしまうのではないかと絶望していたところ、

宿泊していたゲストハウスのマネージャーが

私をヘルパーとして引き取ってくれました。

 

ヘルパーとは、ゲストハウスの部屋やベッドを掃除したり、

共同のキッチンやバスルームを管理したり、

旅行者に情報を提供したりする仕事です。

 

その代わり、宿泊費と食費が免除されます。

 

私はこのチャンスを逃さず、

ヘルパーとしてゲストハウスWayaで働き始めました。

 

朝は部屋やベッドの掃除、

お昼は働く人たちと一緒にご飯を作って食べ、

夜はゲストハウスに来た旅行者と

一緒に食べたり飲んだり、遊んだりしていました。

私はこの時間を「人生の修学旅行」と呼ぶくらい、

私の人生の転機になったと思います。

 

ゲストハウスでヘルパーとして働いていた間、

私は札幌の魅力的な観光地を巡りました。

 

札幌時計台や北海道庁旧本庁舎などの歴史的建造物、

大通公園で行われる様々なお祭りやグルメは幸せそのものでした。

 

私は特に「世界3大祭り」と呼ばれる

札幌雪まつりを見に行ったときに大きな感動を受けました。

 

精巧で巨大な雪と氷の彫刻が夜空に輝く姿は、

私にとって忘れられない思い出となりました。

 

美しい自然と便利な都会が調和している札幌にも感謝しましたが、

やはり一番インパクトのあるのは人間関係ではないでしょうか。

 

ゲストハウスWayaでヘルパーとして働いている間、

私は様々な国や文化圏から来た人々と友達になりました。

彼らは私に「チャンチャン」という名前を付けてくれました。

私は彼らと一緒に笑い、泣き、学び、教え、分かち合い、

共有しながら人生の貴重な教訓を得ました。

 

学生時代の生活があまり幸せではなかった

過去20年間に付き合った友達の数より、

この1年間に付き合った友達の数の方が多いです。

 

私にとって最も感動的だった瞬間は、

私のお別れパーティーに約40人ほどの友達が来てくれたことです。

 

私の友達は私のためにアルバムと手紙を用意し、

一緒に歌いながら私を慰めてくれました。

 

私にとって、このゲストハウスは安らぎの場所です。

 

その後

軍隊に行かなければならないので韓国に戻りましたが、

除隊して日本への入国が自由になったとき、

私は真っ先にここを訪れました。

 

今は世界各地で活躍している友達と

いつかまた会えることを願っています。

 

私が感じた幸せがうまく伝わればいいなと思います。

 

この文書を読んでゲストハウスWayaに来るあなたは

もっと幸せになってください。

 

イェチャンakaチャンちゃん